
住まいには、外力や積載荷重による構造体の劣化に加え、錆や腐食といった部分の劣化など、年月の経過と共に耐久性が低下してゆく可能性があります。さらに入居後の火災に対する危険性も無視できません。長く暮らせる住まいのための細部にわたる耐久仕様をお確かめください。
テクノビームの芯材となる軽量H鋼には、防錆作用に優れた溶融亜鉛メッキ処理「溶融亜鉛メッキ」を施しています。メッキ被膜は一般の「電気亜鉛メッキ」の約20倍の付着量で、住宅性能表示制度における劣化対策等級3の基準をクリアしています。
ワンポイントアドバイス:溶融亜鉛メッキの犠牲防蝕作用
亜鉛は鉄よりも先に反応する性質があるため、万一鉄素地が露出しても亜鉛が先に反応して緻密な保護被膜をつくります。これを犠牲防蝕作用と言い、亜鉛が鉄そのものを錆から守ってくれるのです。
住宅が火災を起こした場合、その燃焼温度は1200℃にも達します。このとき、隣家の外壁が受ける温度は840℃にもなるといわれています。木が自然着火する温度が260℃ですから、防火対策のない家はひとたまりもありません。テクノストラクチャーは、屋根に不燃材、外壁にも不燃材のサイディングを使用。防火試験では、最高840℃の火災を直接30分当てても、外壁の裏面温度はわずか100℃にしかなりませんでした。地震時の類焼等、二次災害からも住まいをしっかりと守ってくれます。
火事の近くの建物は、直接炎に接していなくても、幅射と対流の熱エネルギーを受け、温度が着火点(木材は260度)に達すると燃え始めます。地震の振動によって外壁が脱落し、木製下地が露出した家は、被害を受けやすいといえます。
テクノストラクチャーでは、優れた強度と耐久性を持つ構造用集成材柱を採用 しています。集成材は、木の節や割れなどを取り除いた良い部分を選別し、特殊な接着剤で接着することによりつくられた建材です。自然素材でありながら工場生産による均一の高品質を実現し、同じ寸法のム ク材の約1.5倍という優れた強度を誇っています。
床束とは床下で住まいの足元を支える大切な部材です。−般的に使用される木製の床束は湿気に弱く、腐蝕や白アリ被害の恐れもあるため、テクノストラクチャーでは鋼製の床束「テクノ束」を採用しています。圧縮強度は9.8kN(約1tf)以上、KSG(亜鉛と錫の合金メッキ)処理により錆びにくいため、抜群の耐久性を発揮します。
住まいの性能が向上し、気密化が進んでいる昨今、室内外の温度差によって生じる結露が大きな 問題になっています。結露の水分によって、躯体や断熱材が腐蝕・劣化し、住宅の性能に致命的なダ メージを与えてしまいます。テクノストラクチャーは、構造体の耐久性を高めるための様々な防露対策 を講じ、テクノビームや構造体の結露を防止しています。
テクノストラクチャーでは、結露対策として通気構法を採用しています。壁体内通気ををはじめ、小 屋裏換気、床下換気など、住まい全体の通気に十分配慮して、構造体の耐久性を高める工夫を施し ています。
外壁の内部は、外気温と室温との温度差で結露が発生しやすくなっています。もし、壁体内で結露が発生すると、断熱材や柱・土台の耐久性が大きく損なわれます。テクノストラクチャーでは、この壁体内結露を防ぐためこ、外壁材と透湿防水シートの間に 18mmの通気層を確保しています。室内から侵入して壁体内にたまる湿気を、通気層から 排出する仕組みです。外気温が低い寒冷地等では、より結露が発生しやすくなるため、断熱仕様も専用の基準 を設けています。
テクノストラクチャーは、基礎パッキン構法による床下換気で、床下の湿気を効果的に排 出し、土台や柱脚部の腐れを防いでいます。基礎パッキン構法は、一般的な基礎切り欠きの換気口に比べ、換気効率がl.5倍から2倍 もアップ。また、基礎を切り欠かないため、基礎強度を低下させることもありません。